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【髪辞典】剛毛とは?よくある原因と対処法、治し方やNG集まとめ

剛毛とは?

剛毛とは、簡単にいうと髪の毛が硬くて太い髪質を指します。

髪の毛がピンと立ち上がりやすく、少し髪の毛を曲げたところで元に戻るほど、しっかりした髪質です。

だからこそ、髪をセットする時に邪魔になってしまう経験があるでしょう。

ハリやコシこそあるので、人によっては羨ましがられることもあるでしょうが、扱いが難しい髪質のひとつです。

重たく見られがちな剛毛は、おしゃれな髪型に挑戦したい時こそ扱い方に注意しましょう。

剛毛で悩む原因とは?

剛毛になってしまう人の多くは、遺伝が原因です。

親族の誰かが剛毛なら、遺伝で剛毛になっている可能性が高いと思っておきましょう。

さらに具体的に言うと、剛毛が扱いにくくなる原因は、髪の構造に問題があります。

キューティクルとコルテックスが、剛毛でない人と比べて硬くて太いところが問題です。

  1. キューティクルの量が多くて髪が硬くなる

剛毛が扱いにくいとされる原因のひとつは、キューティクルの層が厚いからです。

キューティクルとはうろこ状になっており、外側に位置する髪の毛の外壁ともいえます。

通常の髪の毛には、隙間がある程度あるのですが、剛毛になると隙間がほぼありません。

キューティクルがしっかり支えになっているので、髪の毛が硬くなってしまうわけです。

  1. キューティクルが密集していて薬剤が浸透しにくい

美容室のメインは薬剤を使った施術です。

髪の毛の形状や色を変えるためには、キューティクルを開いて内部まで浸透させないといけません。

しかし、剛毛になるとキューティクルが密集しており、薬剤が浸透しにくくなってしまいます。

逆に言うと、髪の毛が傷みにくいので、もちが悪くなる心配はありません。

  1. コルテックスの層が多くて髪が太くなる

剛毛の髪が扱いにくいとされる原因は、キューティクルだけではありません。

コルテックスといわれる髪内部に含まれる物質も、他の髪の毛よりも多いとされています。

当たり前の話ですが、質量が増えればパンパンに膨れるため、太くなってしまうわけです。

剛毛が太い原因は、このコルテックスの量が多いからと思っておきましょう。

  1. 毛量が多くて髪が渇きにくい

剛毛は、髪の毛が太くて硬いだけでなく、髪が乾きにくくなります。

髪の毛を乾かすためには、ドライヤーの風を当てる必要があります。

しかし髪の毛の量が多いと効率よく風が当たりません。

そのためケアするのが面倒になり、自然乾燥をする人も少なくないでしょう。

自然乾燥をすれば髪のダメージが大きくなり、より髪が広がりやすくなります。

剛毛の種類とは?

・直毛の剛毛

・くせ毛の剛毛

直毛の剛毛

剛毛は、髪が太くて硬い髪質だと紹介しました。

特に直毛になると、太くて硬い髪質が強調されて、扱いにくさが倍増します。

髪が根元から立ちやすく、その影響でボリュームが出やすくなるからです。

髪に柔らかさが欲しい人は、熱を使ったデジタルパーマを使うのがちょうどいいでしょう。

くせ毛の剛毛

剛毛は直毛が多いのですが、中にはくせ毛で悩まされる人もいます。

直毛とは違う形でボリュームが悩まされるでしょう。

うねりによってボリュームが出やすく、遺伝的なものが原因なので、髪をまっすぐさせるには縮毛矯正を使うしかありません。

もしくは、くせ毛を活かした髪型でやり過ごすといった方法もあります。

剛毛の直し方とは?

・カットで毛量を減らしてもらう

・縮毛矯正で髪をまっすぐにしてもらう

・シャンプーやトリートメントなどのヘアケア剤の見直し

剛毛のNG対処法とは?

・髪の毛の梳きすぎでボリュームが出やすくなる

・中途半端の長さにした髪型

・洗浄力が強いシャンプーを使う