【髪辞典】ビビり毛とは?よくある原因と対処法、治し方やNG集まとめ
ビビり毛とは?
簡単に言うと、チリチリになった髪の毛です。
実際にビビり毛を見てみると、パサつきがひどく、髪の毛が波打っている人や、枝毛まで出た人もいます。
ここまでのビビり毛になってしまうと、多くの場合が美容師でも、どうすることもできません。
それだけダメージが蓄積した状態のため、できるだけビビり毛にならないように、お客様のほうで予防いただくのが賢明です。
ビビリ毛になるよくある原因とは?
ビビり毛は大きく分けて、3パターンです。
心当たりがあるのなら、それ以上髪に負担がかからないように、ケアを心がけるようにしましょう。
①ヘアアイロンの使いすぎ
美容室で何も施術をしていないのに、ビビり毛になっているのなら、おそらくヘアアイロンが原因です。
毎日高温のヘアアイロンで、髪をまっすぐにセットしている人は注意しましょう。
かなりビビり毛になるリスクが上がります。
②縮毛矯正やストレートパーマ、デジタルパーマ
現在では、ヘアアイロンを使って、ストレートパーマを行います。
縮毛矯正ならヘアアイロンがないと、髪がまっすぐにできません。
つまり美容室で髪をまっすぐにしてもらおうとすると、それだけでビビり毛になるリスクが上がります。
もちろん美容室では、リスクを承知で施術をしてくれるでしょう。
前処理をしっかり行ってくれるので、むしろ自宅で髪をまっすぐにするより、リスクが抑えられます。
逆に知識や経験のない美容室だと要注意です。
また同じように熱を使ったデジタルパーマでも、同様にビビり毛になってしまいます。
③ブリーチ
ヘアカラーに関しても、ビビり毛になる可能性は十分に考えられます。
特にブリーチは、髪の毛内部にあるメラニン色素を無理やり抜き出すため、髪の負担がかなり大きいと思っておきましょう。
前処理を行ったとしても、それなりの負担が残ってしまいます。
美容室選びが大事になってくるので、ビビり毛になりたくない人は口コミを要チェックです。
ビビリ毛の種類とは?
・軽度のビビり毛:キューティクルのみのダメージの場合。ごわごわした質感で、手グシもできる状態。修繕可能なケースが多い。
・重度のビビり毛:コルテックスまで行くダメージの場合。ごわごわがひどくなり、じりじりで手グシすらできない状態。手直し不可。
ビビり毛の直し方とは?
・きれいに戻す方法:カットで切り落とす。軽度なら酸熱トリートメントなど、美容室専用のサロントリートメントを使用する。
・予防法:アイロンはヘアオイルなどを付けて約160度で使用。施術をするなら、パーマとカラーを同時に施術しない。経験が豊富な美容室を利用する。
ビビリ毛のNG対処法とは?
・ヘアアイロンだけで治そうとする
・上から縮毛矯正をまた当ててしまう
・市販品でホームケアを続ける
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